明楽和記 —絵画 —


展 覧 会 名:絵画
作  家  名:明楽和記 (あきら かずき 作家HP:akira.xii.jp)
キュレーター:三井知行 (みつい ともゆき 川口市立アートギャラリー・アトリア 学芸員)
会    期:2020年2月1日(土) – 23日(日) 12:00 – 19:00
       月・火・水休
料    金:無料
会    場:2kw gallery (〒520-0053 滋賀県大津市音羽台3-29-1)
ア ク セ ス:JR東海道本線大津駅南口改札より徒歩5分
京阪京津線上栄町駅より東南へ徒歩8分
問い合わせ:tel:090-5241-8096
e-mail:info@2kwgallery.com

この度、2kwギャラリーでは明楽和記(あきら かずき/1988年和歌山生まれ)による個展を開催いたします。明楽は2007年から2012年まで成安造形大学の、具体美術協会(戦後にできた関西を代表する芸術集団)の系譜にあたる構想表現クラスで学びました。学生時代、明楽は具体の実験的な絵画から影響をうけ、絵画を捉えなおし、キャンバスや空間に再構成することで作品を制作してきました。
明楽の作品はキャンバスと絵具の関係を、色が置かれる対象と色、と考え、また、あらゆるものを色として扱っているため、風船で埋め尽くされた天井、部屋中を飛び交うスーパーボール、溶けていきキャンバスを滴るアイスクリームなど色は固定されることはなく、その場でしか成立しない「絵画」も少なくはありません。
今回の個展は、シャボン玉、アイスクリーム、ビー玉などを用いた動的な要素を持つ作品で展覧会を構成し、明楽の「絵画」への独特な思考を、次なる展開へとつなげる機会とします