むすびじゅつ

静岡にゆかりのある現代美術家を招いた、現代アート展を行います。
参加する8名の作家は、20代後半から40代前半の、静岡生まれた、もしくは静岡に住んだことのある作家たちです。美術館、オルタナティブスペース、ギャラリー、映画館、劇場等、それぞれ固有の特性のある場所に、1~3名の作家が会場の特性を浮かび上がらせる展示や、会場を訪れた人とつながる参加型のワークショップを展開させます。

8名の作品が、6つの会場でみせる作品と場所と人のつながり。それは会場はもちろん、作家自身の記憶や、静岡という土地にも結びつくでしょう。気鋭の作家が生み出す作品を軸とした「場」と訪れる「人」とのつながりを是非ご覧ください。

静岡の「場」と「人」を結ぶ現代アート展
「むすびじゅつ」
ー結ばれていく、結んでいく、結んでいく術を考える。ー
2013年3月5日(火) - 10日(日)


アーティスト × 会場
臼井良平(立体) 野沢裕(ドローイング、映像) 八木貴史(立体) × 静岡県立美術館 エントランス
遠藤一郎(パフォーマンス) × SPAC-静岡県舞台芸術センター 2階ホワイエ
川見俊(絵画、立体) × Gallery PYPS
平川渚(インスタレーション) × オルタナティブスペース・スノドカフェ
辻牧子(立体) × ボタニカ アートスペース
辻直之(映像) × 静岡シネ・ギャラリー(サールナートホール)


主催:むすびじゅつ・しずおか
問い合わせ先:静岡県立美術館 アートミュージアムラボ むすびじゅつ担当 TEL.054-263-5857 E-MAIL.contact@musubijutsu.net
facebookページ:むすびじゅつ

関連イベント:おむすび体験ワークショップ「お・むすびじゅつ」
開催日時:2013年2月24日(日) 11時 ~ 15時

会場:旧アソカ幼稚園(宝台院)
〒420-0034 静岡県静岡市葵区常磐町2-13-2 →Google Maps

参加費:500円(おむすび、汁物、緑茶付き)
持ち物:おむすびの具になりそうな故郷の食材(手ぶらでも参加OK!)
ワークショップ内容:
おむすびの作り方を学ぶ。(お米の炊き方も一緒に)
おむすび名人のお母さんたちの知恵を伝授する
米と具とその関係を知る
21世紀に相応しいおむすびを創り出す

協力:アンコメ安東米店、Groomしずおか


~21世紀のおむすび創り~
まちは常に人が行き来してこそ活気が生まれ、魅力が生まれる。静岡も日本、世界の各地から多くの人が集まり、地域を創り出している。また逆に静岡人が各地に散らばり、それぞれの土地の文化と混ざり合い生活しているだろう。「むすびじゅつ」の関連イベントとしてそうした結びつきをおむすびによって考えるワークショップが「お・むすびじゅつ」。静岡米と各地特有の具を結び合わせて独創的な逸品を目指そう。おむすびがコンビニで買うものとなって久しいが、おむすびは単に食としてだけでなく、日本文化として重要だ。母や祖母の知恵を受け継ぐという象徴でもあるだろう。「お・むすびじゅつ」を通して、日本文化の過去と現在、郷土と他所についても考えてみたい。