開館10周年記念展 庭をめぐれば - ヴァンジ彫刻庭園美術館

知人の竹川宣彰さんも出品します.

開館10周年記念展 庭をめぐれば
会期:2012年4月21日(土)─ 8月31日(金)
会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館
〒411-0931 静岡県長泉町東野クレマチスの丘(スルガ平)347-1
TEL 055-989-8787 FAX 055-989-8790


古来より「庭」は、日本人にとって生活に寄り添う場所であり、瞑想しながら道
行き、四季の移り変わりを愛でてきました。木や石の配置に、「見立 て」とい
う象徴の言語を隠した古の作庭法は、哲学と自然観などそこで育まれた高度な精
神文化を体現したものといえるでしょう。
今 日ジャンルの枠組みを超え脱領域的に広がりをもつ表現は、自らの中に流れ
る内なる時間や行為、知覚の移ろいを関係づけ、組み替えていく面をもつようで
す。 自然と人工のはざま、風景と建築のはざま、広大な生態系のひとつの小宇
宙であり、「庭」は、日常に在りながらそれを超えていく場所として、私たち
の前に開 かれています。
現代日本に生きるわれわれは、「庭」で何を見、何を想い、何をなすのでしょう
か。 「庭」という場の可能性を探る本展は、現実の「庭」がそうであるように
映し鏡となりわたしたち自身を照らし出すこととなるでしょう。
開館10年の歩み、美術館の特色と活動を「庭」というテーマに重ね、今という地
平を切り開く1 9 組の日本の現代作家をご紹介いたします。

【出品作家】(アイウエオ順)
イケムラレイコ、植原亮輔と渡邉良重、小粥丈晴、狩野哲郎、川内倫子、木村友紀、
草間彌生、さとうりさ、杉戸洋、須田悦弘、竹川宣彰、長島有里枝、奈良美智、
日高理恵子、古屋誠一、丸山直文、三嶋りつ惠、村瀬恭子、レインボー岡山

■バードハウス-「小鳥のための家プロジェクト2012」ヴァンジ彫刻庭園美術館
昨年より始まった、現代美術作家がつくる「小鳥のための家プロジェクト」。ク
レマチスガーデンの庭園全体に、個性豊かなバードハウスが設置されま す。現
代美術作家と一緒に小鳥と共存する庭、環境づくりを考えます。
展示期間=2012年4月21日(土)-8月31日(金) 
会場=クレマチスガーデン内
出品予定作家=竹川宣彰、持塚三樹、竹崎和征、 レインボー岡山、他

Post by RY.Tan