アーシュラ・K・ル=グウィン / Ursula K. Le Guin「夜の言葉 / The Language of The Night」

 竜の物語に耳を傾けない人々はおそらく、政治家の悪夢を実践して人生を送るよう運命づけられていると言ってもいいでしょう。わたしたちは、人間は昼の光になかで生きていると思いがちなものですが、世界の半分は常に闇のなかにあり、そしてファンタジーは詩と同様、夜の言葉を語るものなのです。 - アーシュラ・K・ル=グウィン