いきとしいけるもの

私たち人間にとってはるか昔から、狩猟の対象や労働力、家畜やペットとして身近ないきものたちは、文学の世界では主役としてしばしば登場します。美術の世界においても、時代や地域をこえて絵画・彫刻・工芸作品などに表現されてきました。そこには、宗教的・文学的な意味合い、長寿や子孫繁栄といった願い、科学的関心など、さまざまな理由があります。 今回は、身近な昆虫や動物から想像上のいきものまで、それぞれに向けられたまなざしと、それらに込められた思いに心をよせる機会とします。 展示室で見るいきものたちは、声を出したり動いたりすることはありません。けれども、触れたくなるような可愛らしさや滑稽な仕草、あるいは不気味さなど、真に迫るものも感じられるはずです。どうぞ五感を研ぎ澄ませてご覧ください。


前期:2016年3月12日(土)-  4月13日(水)
後期:2016年4月15日(金)-  5月18日(水)
9:30 - 16:30/入館は16:00まで
木曜日休館/3月31日、5月5日は開館


ハラ ミュージアム アーク / Hara Museum Arc:特別展示室 觀海庵
群馬県渋川市金井2855-1
tel 0279-24-6585
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html




Post by N.Haijima