生誕110年 武内俊子 / Toshiko Takeuchi パネル展

広島県三原市出身の童謡詩人武内俊子(1905 - 1945)は、三原市西町の浄念寺に生まれました。結婚して東京に移り住み、新しい環境のもと同人雑誌に参加して童謡や童話の創作に取り組み、詩人の野口雨情に師事しました。昭和初期にあって、育児と両立させ創作に励み、当時の主要児童誌「コドモノクニ」や「幼年倶楽部」に次々と作品を発表しました。惜しくも41歳の若さで病没しますが、そのわずかな歳月の間に作られた数々の詩はやさしく温かみがあります。特に子どもたちへの愛情に満ちた詩が多く、武内俊子の子どもに対する思いが強く伝わってきます。本展では武内俊子が世に出るきっかけとなった詩集「風」(1933年出版)で発表した詩を紹介するほか、代表作「かもめの水兵さん」の誕生秘話や貴重な写真をパネル展示します。



2015年10月8日(木)-  18日(日)
会期中無休
10:00 - 17:00

三原市民ギャラリー ギャラリー2
広島県三原市城町1丁目2-1 ペアシティ西館2階
tel 0848-64-9234




Post by N.Haijima