まど・みちおのうちゅう

 まど・みちおは1909年、山口県徳山町(現・周南市)に生まれました。1934年、雑誌「コドモノクニ」に投稿した作品が選者・北原白秋により特選になって以来、今もって愛唱されている童謡を数多く発表しました。1961年の春頃からは抽象画の制作に没頭。その後1968年に発表した最初の詩集「てんぷら ぴりぴり」で第6回野間児童文芸賞を受賞します。1993年には「まど・みちお全詩集」で第43回芸術選奨文部大臣賞を、翌年には美智子皇后がまど作品を英訳された「ANIMALS(どうぶつたち)」その他の作品で日本人として初の国際アンデルセン賞作家賞を受賞するなど、国内外で高い評価を受けています。
 本展では、2014年に104歳の生涯を閉じた詩人 まど・みちおの足跡をたどると共に、50代のはじめに集中的に描いた抽象画を通して、その心にせまります。


2018年10月26日(金)-  12月9日(日)
月曜日休館
9:00 - 17:00/入館は16:30まで

瀬戸内市立美術館 / Setouchi City Museum of Art
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓 4911