柿衞文庫 冬季特別展「どうぶつ俳句の森」

 私たちはさまざまな動物たちとともに生きています。季題・季語を四季別に分類整理した「歳時記」においても動物に関することばがたくさん見られ、それだけ私たちの生活に深く関わっていることを示しています。蕉風開眼の句として知られる「古池や蛙飛び込む水の音」を詠んだ芭蕉、犬や鹿など多くの動物を描き、俳画の大成者として知られる蕪村、雑誌「ホトトギス」に発表した『吾輩は猫である』が好評を博し、小説家の道を歩んだ夏目漱石。このように俳諧・俳句を中心とする文学作品において、さまざまな動物たちがどのように詠まれ描かれてきたのか、私たちの身近な存在である動物たちにスポットをあてた展覧会を開催します。


2018年11月17日(土)-  12月24日(月・祝)
月曜日休館/祝日の場合開館、翌火曜日休館
10:00 - 18:00/入館は17:30まで

柿衞文庫 / Kakimori Bunko - haiku poetry and painting collection -
兵庫県伊丹市宮ノ前 2丁目 5-20

http://www.kakimori.jp/